MENU

会員の活動紹介

漆工芸展

 2013年9月3日より9月末まで、茅野駅前ベルビア2Fにて社友会員の山田節子さんの「漆工芸展」が開催されており、見学させていただきました。

 山田さんは、現代工芸美術家協会・信州美術会に属し40年にわたり作品を制作されてきているとの事です。
 きっかけは1973年の会社での成人学校の「鎌倉彫」講習会で、当時は50人程でスタートし皆で木曽に見学に行ったりして勉強しましたが、会社関係者は半年ほどでやめてしまいました。山田さんは個人で小口正二先生の門下生として会社帰りに「漆芸」「彫漆」を勉強されてきたとのこと。

 漆工芸では漆の乾燥が重要で、そのため自宅に乾燥用の室(むろ)を設置し色により水分調整しながら乾燥させるとの事、紫色は冬には一週間ほど乾燥にかかるそうです。
 また漆工芸は、漆と顔料の練り・和紙による絞り・水ペーパーがけ・磨き等と体力が必要とのことで、諏訪展・県展・日本現代工芸展・諏訪市美術展・諏訪市美術小品展の毎年の参加に加え三軌展等を続ける事は大変な労力ようです。
 大変なこともありますが、色塗りが楽しいため40年続いているとの事、音楽を聴きながら色塗りを楽しんでいるようです。

 漆工芸について熱く語る山田さんと、その作品を鑑賞に是非出かけてみてください。

開催期間 9月3日~9月30日(木曜は休みです)
     10:00~18:00
開催場所 茅野市駅前 ベルビア2F 「ギャラリー活の森」

*山田さんは会場に常駐はしていませんのでご了承願います。
(取材HP委員 宮坂晴夫)
*ベルビア地下駐車場は3時間まで無料です。

お問い合わせ

社友会事務局への連絡や
お問い合わせはこちら。
退職時に入会なさらない方は
「入会案内再通知」をクリックしてご登録ください。