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会員の活動紹介

マジックボランティア活動

 2012年4月10日、村井事業所内の社友会松塩サロンで、小机茂さんに、マジックによるボランティア活動について、HP委員会 宮坂、平野、福島がお話を伺いました。
詳細は下記をお読みいただければと思いますが、「これからも感動の配達をしていきたい」という言葉がとても印象的でした。
 
 現在、厚労省所管の健康いきがいづくりアドバイザー、塩尻市教育委員会の特別講師(マジック指導)として、多い時は月5~6回、「いなかのマジシャン ラッキー コヅコヅ」という芸名?で、県内の各種介護福祉施設等を訪問したり、地域のイベントにも呼ばれて、お年寄りや地域の皆さんに、マジックショーを楽しんでいただいているそうです。
 小机さん曰く、この活動は、皆さんに喜んでいただける、感動してもらえるということが、大きな励みになっているし、始めるきっかけだったとのことでした。現在は、情報が口コミで広がって依頼がたくさん来るが、手が回らずお断りすることも多いという盛況振りのようです。
 もともとは、中学時代にTVのマジックショーを見て興味を持ったのがルーツだそうで、その後長野県に就職し、プロの先生に指導を受けるようになってから25年という長い歴史があり、現役社員時代から会社の休日を使って活動をしていたそうです。定年を無事迎えられた感謝から、地元に何か恩返しをしたいと考え、出来る事はコレしかないとの思いから、本格的に活動を始めたという経過だそうです。
 ご本人は「苦労話?無いね、苦労は知らないよ」とのことでしたが、華やかなショーを次々とこなすために、相当な時間が費やされているようです。当然ながら、マジックはネタの仕込みと訓練が絶対必要なので、「松本マジック友の会」に所属し、毎月何日間かは、プロから指導を受けたり、仲間と相互研鑽したりするそうです。しかし、これ以外に、楽しんでもらうためのショーの企画や出し物の順序やトーク、これらを毎回しっかり準備をすることで、初めて会場が盛り上がり、楽しんでいただける、感動していただけるということで、このために費やす時間もかなり多いようです。
 また、マジックは演技の間(ま)や見せ方が大事だという事で、無言で演技するピエロ芸の講習を半年間受講したというこだわりの持ち主でもあります。参加者にお年寄りが多いので、お年寄りに理解できるマジックをという事から、段々出し物を大きくし、それに連れて道具も大きくなってきているので、自宅での管理や会場への運搬には少々苦労かなと控えめに言っていました。更にその上に、仲間と共にマジック指導の講師活動もされています。若手後継者を育てたい、自分のネタを伝え将来も活かしてもらいたいという思いだそうです。

 実は、取材の終わりに、我々3人のために、小机さんがいくつかのマジックを披露してくださいました。「あれっ、どうして!」という歓声を上げている自分の姿に、「これだから、お年寄りの方にも大人気なんだな」と実感した次第です。この調子ですと、これからもますます多忙で、やりがい一杯の生活が続きそうです。
健康で末永いご活躍を祈念しております。

【小机さんからのメッセージ】
1. 会員の皆さん、会員予備軍の現役の皆さん、自分が何をやったらよいかと考える時、昔やりたかったができなかったことを思い出してみましょう。その「未達の思い」がヒントになりますよ。
そして、まず自分でやってみましょう。それが進めば、次には身近な人にやって見せたくなりますよ。そうなれば、次は仲間を求めるようになり、世界が広がりますよ。
2.これからマジックをはじめてみようかなと思った方へ
手始めに100円ショップに行ってみましょう。おもちゃ売り場に結構マジックの道具が売っています。難易度ランクA,B.Cは避けて、D,Eランクのものを購入して楽しんでください。(話をお聞きしたHP委員会メンバー3名も、取材終了後、小机さんの案内ですぐ近くのダイソーで、各自3品合計315円の小道具を買いました。いろいろ種類がありましたよ。)

【HP委員会からのお願い】
 新HPになり、「会員の活動紹介」というコーナーが新設されました。今回はHP委員会の取材による投稿記事になりましたが、会員の皆様ご自身からの投稿を、心からお待ちしております。是非お気軽にご投稿ください。
投稿をきっかけにして、仲間が出来たり、応援をもらえたりということになればうれしいですね。
 なお、HP委員会としては、退職後、様々な形で活動されている会員の方を、出来るだけ広く紹介したいと考えています。ぜひ情報をお寄せ下さい。
(取材HP委員 福島武一、宮坂晴夫、平野靖子)

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