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会員の活動紹介

「安曇野写心塾」で「写心」に取り組んでいます

2021年5月16日(日)インタビューのため松本城の東にある素敵な関谷邸に訪問して、愛犬の柴犬アンちゃんに歓迎してもらいました。

プロフィール

関谷さんは1970年に入社してミニプリ営業の技術サービスを担当しました。その後営業に移動となり新拠点設立のため大阪に7年間赴任し、さらに日野事業所デバイス営業本部に赴任となりました。1998年から台湾のETTに海外赴任し、6年半会長兼社長として活躍されました。帰国して営業本部に戻った後55歳で選択定年を選び、(株)マクニカに転職して松本営業所を立ち上げました。
60歳で定年退職した後は、以前から興味があった縄文時代の考古学を続けるために松本市が行う遺跡発掘作業のお手伝いをしています。

安曇野写心塾での活動

関谷さんは高校時代から写真をやっていましたがデジタルになり、遠ざかっておりました。退職してから友人の紹介で安曇野市で活動しているプロの写真家の堀勝彦氏を知り、その指導を受けることで再度写真に真剣に取り組むようになりました。
堀氏が主宰する「安曇野写心塾」では、毎月2回程度野外に出て撮影会を行い、そこで撮った写真を堀氏に評価していただく月1回の勉強会を開催しています。さらに年に1回写真展を開催し、堀氏と塾生の作品を展示して地域の方々に鑑賞してもらっています。
「写真」ではなく「写心」の文字を使っているのは、堀氏の写真は心を写すものだという考えにあるそうです。「安曇野写心塾」の塾生は以前20名ほどいたそうですが、高齢化に伴い現在は10名ほどになっています。堀氏(先生)は高齢のため現在関谷さんが幹事長として撮影会や勉強会、展覧会のお世話をしています。
関谷さんの作品と、昨年20周年記念で出版された写真集「写心衆」を拝見しました。作品は森を題材にしたもので、全紙(457x560mm)サイズで額装されていることもあり、圧巻の迫力です。写真集は塾生と堀氏が作品を持ち寄り、春、夏、秋、冬の順番でページを構成したもので、苔むした樹、渓谷に咲く花や水面に映る柳、雪化粧の木などそれぞれの作品からは自然の美しさと尊さを感じることができます。
関谷さんは写真を撮ることの良さについて、日頃から風景を眺める際に自然の美しさに対する感受性が高くなったことと、写真は現場に出てその瞬間に立ち会う必要があるためフットワーク良くいろいろなところに出かけて健康維持にもよいと語ってくれました。さらに、「美しいものと美味しいもの、美しい音楽があれば人生は楽しい」とおっしゃっていて、その言葉にいたく共感しました。
例年写真展は2月に開催するのですが、今年はコロナ感染の影響で開催できず延期しており、感染状況を見ながら8月か9月に開催できれば良いと考えています。開催が決まれば地域紙などで告示されますので、社友会の皆様も是非安曇野に足を運んでご覧ください。
               

取材HP委員 赤坂一美、松下晴計

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