山野草同好会

１１月２６日は正月飾りを作るのですが今年は、会員の希望が多かったチェッカーベリーを植材として選びました。
花屋さんが用意してくれたものは北海道産のビックベリーという品種で赤い実がたわわについていました。
ケト土、赤玉土、ミズゴケの混合土をビニール袋に入れ、水をくわえてもみもみ。
こうして１０分くらいもみ続けると粘りが出て、ポットから取り出した植材の底根をくずしてところに巻き付け黒いおにぎり状に握りしめる。

ここに登場するのはふっくらふわふわのコケです。仲間の努力の結晶の素晴らしいコケを黒団子に巻き付けます。そして握りしめながら形を整えます。苔がほつれ崩れ落ちないようここで糸で巻き絞めます。
ここがホイント。糸を植材の根元をとおり根底をとおって１周させるごとに横に１ｃｍくらいずつずらしながら全周させるように糸を巻き付けます。

こうして各自心をこめた赤い実のついたチェッカーベリーのコケ玉が完成です。唯一無二のコケ玉が各家庭に正月の飾りに彩を添えることでしょう。いつも思いますがたくさん並んだコケ玉の中でも自分の作品はすぐ見つけられるのです。手塩にかけ心を込めた作品だからでしょうね。

コケ玉つくりを終了後、この後のコケ玉管理のホイントとしてのみずやりや、置き場所についての説明をしました。
その後１２月例会のオリジナルカレンダーの注文や懇親会食会の出欠などを確認して散会しました。