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第216回木曾駒ケ岳 山行報告

同好会役員 2023年7月8日

第216回木曾駒ケ岳 山行報告

期 日 7月6日(木)
行き先 木曾駒ケ岳(駒ケ根市)
参加者 9人
天 候 晴

木曾駒ケ岳山頂

本日は梅雨時の中、晴れの天気予報を信じて木曽駒ケ岳に行きます。菅の台バスセンターに6:40頃に到着した時には既にチケット売場には30名くらいの列ができていました。7:15定刻のバスには定員オーバーのため乗れませんでしたが、臨時のバスが出たのでみんなで乗ることができました。曲がりくねった細い山道を走るドライバーの運転技術に感心しながら30分程でしらび平駅に到着しロープウェイに乗り換えました。高低差950mを約7分で登るロープウェイに興奮しながら下を見ると雲海の彼方に南アルプスの山並みが見えます。2,612mの千畳敷駅に到着し外に出ると、千畳敷から宝剣山を見上げるパノラマが眼前に現れ思わずテンションが上がります。

ロープウェイ駅のテラスで周囲の目を気にしながらラジオ体操をしてからお花畑へ出発しました。遊歩道を歩きながらコイワカガミやハクサンイチゲ、ミヤマキンバイなど可憐な花を楽しみながら分岐点まで歩きました。ここから登山口に入りますが、息を切らせながらも千畳カールと遠景の南アルプスのパノラマを楽しみながら八丁坂を登りました。上方にくると風が強くなって半袖では少し寒さを感じます。乗越浄土に到着すると風はいっそう強くなったのでウインドブレーカーを羽織りました。風の弱い所に移動して休憩を取り中岳へ向かいます。2,925mの中岳山頂からは北西方向に御嶽山が意外と近くに見えました。

中岳を下ると頂上山荘にはライチョウ小屋とそれを見守る監視員がいます。木曾駒ケ岳ではライチョウの保護活動が成功し80羽以上いるそうです。山荘のお兄さんにクロヤマユリの群落を教えてもらって皆で覗きに行きました。その後、木曾駒ケ岳2,956mに登って記念写真を撮りました。山頂は360度のパノラマで、遠く奥に富士山が覗く南アルプスから八ヶ岳、蓼科山、浅間山、北アルプス、御嶽山の山並みが続きます。贅沢なパノラマを堪能しながらお昼ご飯を食べました。

戻りは再び千畳カールのパノラマ景色を楽しみながらお花畑の遊歩道まで戻り剣ヶ池で記念写真を撮りました。剣ヶ池から千畳カールの八丁坂を望むと人の歩く姿がすごく小さく見え、こんな崖道を歩いたのかという言葉が思わす口から出ました。参加者全員無事にロープウェイとバスを乗り継いで駐車場に戻り、近くのコマクサの湯に入って汗を流し解散しました。晴天に恵まれ2,925mの山をこんなに簡単に体験できた素晴らしい山行でした。

行程
7:00 菅の台バスセンター
8:20千畳敷駅
9:30乗越浄土
9:50宝剣山荘
10:20中岳
10:40木曽駒ヶ岳 頂上山荘
11:10木曽駒ヶ岳
12:00木曽駒ヶ岳 頂上山荘
12:20中岳
12:50宝剣山荘
12:55乗越浄土
13:55ホテル千畳敷
14:40の台バスセンター

<登山記録>
距離 5.2km、登り 517m、 下り 532m (山行時間 5時間19分)

<写真>
https://img.gg/VcoG9Pp

千畳カール

(文責 松下)

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