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第204回例会

同好会役員 2022年7月15日

1.期日 8月4日(木)~6日(土)

2.行先 中房温泉登山口→燕岳→大天井岳→一ノ沢登山口

3.集合 8月4日(木)5:45 一ノ沢登山口第2駐車場

4.行程
1日目:8月4日(木)所要時間6時間50分
一ノ沢登山口6:00→マイクロバス1:25→7:25中房温泉登山口7:30→1:45→9:15第2ベンチ(0:10)9:25→2:45→12:10合戦小屋(昼食0:30)12:40→1:40→14:20 燕山荘

2日目:8月5日(金)所要時間7時間40分
燕山荘7:00→0:45→7:45 燕岳(0:30)8:15→0:40→8:55燕山荘(0:10)9:05→1:10→10:15大下りの頭(0:10)10:25→1:40→12:05切通岩(昼食0:30)12:35→1:00→13:35大天荘(0:10)13:45→0:15→14:00大天井岳(0:30)14:30→0:10→14:40大天荘

3日目:8月6日(土)所要時間8時間30分
大天荘6:30→1:20→7:50 東天上岳分岐(0:10)8:00→1:20→9:20横通岳南肩(0:10)9:30→0:25→9:55常念小屋(0:05)10:00→1:00→11:00昼食場所(0:30)11:30→2:00→13:30王滝ベンチ(0:10)13:40→1:20→15:00一ノ沢登山口

5.コロナ対策 山小屋からの要望事項を遵守

投稿者 横内 孝文

燕岳・大天井岳縦走参加者

同好会役員 2022年7月21日

8月3日 13人(敬称略)

松塩 4人:赤羽、三澤、米山、保高
諏訪、8人:伊東、江川、堀内、上野、原、佐藤、宮坂、横内
伊那 1人:久保村

野澤さんキャンセル、江川さん追加、松下さんキャンセル

例会報告

同好会役員 2022年8月15日

燕岳直下(バック:槍穂高連峰、笠ヶ岳)大天井岳山頂

期 日 2022年8月4日(木)~6日(土)
行き先 燕岳2763m・大天井岳2922m・横通岳2767m(安曇野市)
参加者 13人
天 候 1日目雨、2日目3日共に目晴れのち曇り

 初日朝から、3台中2台が間違って一ノ沢登山口ではなく三股登山口へ向かってしまうハプニングで始まりました。手配したマイクロバスで予定より30分遅れで一ノ沢第2駐車場から中房・燕岳登山口へ向かいました。北アルプス表銀座コースの出入り口ですので、登山口には大勢の登山者がいました。
 先導は本コース5回目の大ベテラン三澤さん、その後に83歳の赤羽さんが続きます。青空が垣間見えたので降らなければと期待しましたが、途中から雨が強くなってきたのでレインウエアーを着て登りました。合戦小屋までの合戦尾根は北アルプス三大急登の1つですが、登山道は良く整備されています。
 合戦小屋で名物の波田のスイカや豚汁を食べ、トイレを済ませて出発です。登るにつれ雨も上がり、大天井岳、大天荘、東天井岳、横通岳、槍ヶ岳、南アルプス、富士山、八ケ岳が見えてきました。燕山荘からは目の前にくっきりと北アルプスの女王燕岳が、大天井岳と槍穂高連峰は霞んで見えました。
 コロナ対策で夕食時の飲酒が許可されないため、夕食前に喫茶コーナーで江川さんの80歳(昨年11月)祝いに、生ビールを山湯会からプレゼントしました。コロナ下のため江川さんの得意なハーモニカも、室内では披露することができませんでした。信州割りスペシャルで貰ったクーポンを活用してTシャツを購入したメンバーも何人かいました。

 2日目の朝はきれいな朝焼けはありませんでしたが、燕山荘の展望台から雲海に浮かぶ浅間山、八ケ岳、富士山、南アルプス、槍穂高連峰がきれいに見えました。4時半からの朝食を済ませ軽装で燕岳に向かい、有名なイルカ岩やメガネ岩を見ました。花崗岩のため浸食されやすいそうですが、偶然とはいえ自然の力は凄いと感じました。斜面には高山植物の女王コマクサが一杯咲いています。ここのコマクサは色が濃く花も沢山ついているそうです。ここから常念小屋までの登山道には至る所にコマクサの群生がありました。
 山頂からは、青空をバックに笠ヶ岳、三股蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、立山、剱岳、針ノ木岳、鹿島槍ヶ岳等が見えました。山頂は狭いので直下の広い場所で、大天井岳と槍穂高連峰、槍穂高連峰と笠ヶ岳、燕岳山頂、立山剱岳を背景に、4方向の集合写真を撮りました。
 燕岳から燕山荘に戻り、ザックを背負い青空の下、登山道脇に咲く高山植物を楽しみながら、大天荘を目指します。喜作新道の階段を登った10時過ぎには早々とガスが出てきて、周りの景色は見えなくなりました。大天井岳の巻道を登っているときに愛知大学ワンダーホーゲル部の学生に遭いました。今日は大天荘でテン泊だそうです。
 大天荘から大天井岳までは登り15分ほどですので、山荘にザックを置いて身軽な支度で登りました。山頂で集合写真を撮りましたが、まだ午前中なのに周りはガスで真っ白、眺望はありませんでした。12時前に大天荘に戻り信州割りスペシャルで貰ったクーポンを活用し、食堂でお酒を飲みながら昼食を楽しみました。こちらは飲みながらの食事がOKでした。
 午後はたっぷり時間があったので、有志は近くの東天井岳へピストンしました。

 3日目の真夜中には天の川も見えたそうです。4時10分からの朝食を済ませて外へ出ると、雲が真っ赤に染まるきれいな朝焼けが見られました。更に雲が山肌に沿って下る滝雲が見られました。ここで滝雲を見られるとは思ってもいませんでしたのでラッキーでした。槍ヶ岳から前穂高岳一面に朝陽があたり、肉眼ではあまり感じられませんでしたが、後で写真を見るとモルゲンロートになっていました。
 槍穂高連峰の雄姿を楽しみながら歩いていくと、先頭の三澤さんが雷鳥に気づきメンバーに教えてくれました。狭い登山道なので静かに代わる代わる見ていると、子供が1羽出てきて親子で歩き始め、そのうちにハイマツの中へ入って行きました。暫く見ていると親鳥がハイマツから顔を出しました。予期せず雷鳥に会えてラッキーでした。
 当初は横通岳山頂へは行かない計画でしたが、また来られるか分からないからと急遽希望者は山頂へ行くことにし、山頂で集合写真を撮りました。まだ8時ですがもうガスが出てきました。
 常念小屋で長めの休憩を取った後ひたすら一ノ沢を下り、下山中にちょっとしたハプニングもありましたが、落伍者もなく一ノ沢登山口に無事到着しました。ほりでーゆへ直行し3日間の汗を流し、残りのクーポンを有効活用し、簡単な反省会をして解散しました。

 2018年7月の苗場山以来4年ぶりの宿泊山行でした。初日の雨と3日目午後の曇りは、結果として体力の消耗を防ぐことができました。2日目3日目は好天に恵まれ、素晴らしい景色とコマクサの群生、滝雲、雷鳥と幸運に恵まれました。早起きは三文の徳!
 北アルプスの表銀座コースなので、本来は山荘も大混雑する時期ですが、コロナ下のため予約制かつ収容定員の半分以下なので、2晩とも手足を伸ばしてゆっくり休むことができました。山荘の食事もとても美味しかったです。宿泊なので特に女性メンバー間の交流が深まりました。
 信州割りスペシャルの適用で費用面でも大いに助かりました。

<行程>
1日目
07:40 中房温泉登山口
11:30 合戦小屋
13:40 燕山荘
2日目
05:20 燕山荘
06:00 燕岳
06:58 燕山荘
11:25 大天荘
11:42 大天井岳
11:57 大天荘
3日目
05:17 大天荘
07:51 横通岳
08:49 常念小屋
14:40 一ノ沢登山口
15:10 ほりでーゆ
16:30 解散

<トレッキングデータ(EPSON MZ-500)>
所要時間:22時間、歩行距離:26.5km、累積上昇高度2668m、標高差2922-1323=1599m

(文責:横内)

Re:第204回例会

同好会役員 2022年8月20日

夏山を満喫できました。皆さんありがとうございました。三澤 昭彦

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